整体の道についたきっかけ①

整体師を生業にするにはある程度の感があるといいですね。

ずいぶん昔のことですが、その昔、東京のある霊感者に言われたことがあります。
「あなた、直感があるわよ」
「僕は霊感なんかないですよ」
「霊感じゃない、直感よ!」
その時は、そんなやりとりで終わりでした。確かに私にはお客様の背後に守護霊も、背後霊なんかも見えません。ですが、納得はしていました。
当時は大学生で、古豪の空手道部の副将をやっていまして、試合では負け知らず。稽古は殴り負けするのですが、試合は寸止めです。
ある時、国士舘大学と対戦した時、相手に足払いをかけられスゴイ上段を受けました。「やられた」と思いましたが旗はこちらでした。その前に私の中段突きのほうが早かったのです。
出合いという技を得意としていました。いわゆるカウンターパンチです。相手に打たれる前に打つ。相手の突きを紙一重で、首で流し中段突きです。当時は伝統空手の試合でもグローブもガードもないから、拳が当たれば怪我をします。危険な技ですが私は得意としていました。
直感で間合いを取って試合をしていました。現在は、直感で整体の施術をしております。整体業は、私の天職だと思います。